top of page

偲ぶ会レポート、これからのOB会にむけて

先日、ご寄付及びご参加頂いた皆様へのご報告をお送りいたしました。

昨日以降、到着し始めているのではないかと思います。

先日ブログでは演奏会の様子を中心に書かせて頂きました。

その後の偲ぶ会には、40名近くの卒業生と学生さんの他、賛助出演の先生方、山陰尺八道場の皆さん、そしてご遺族がご参加くださりました。

先生のご遺族はスピーチの中で、先生のお姿を間近に感じられたことなどを話され、追善演奏会と偲ぶ会についてお喜びくださった旨をお話くださり、実行委員の一人として、ご遺族に受け入れて頂けたことをありがたく思いました。

そして、山陰尺八道場主である一畑管長のご挨拶は、プログラムに寄稿くださっているご挨拶にもわかるように、温かいお人柄の溢れたものでした。尺八とのご再会についてなど、ご寄稿からお読み頂けるように、感じさせられるエピソードがあります。

林先生は、いつまでも変わらないその魅力溢れるスピーチをくださいました。

松江邦楽連盟会長で都山流の橋本先生は、流派を越えての筧先生とのお付き合いについて語ってくださいました。

卒業生からは、参加者卒業生で一番の大御所である湯浅さん、実行委員会からは浜川さんと私がスピーチしました。

湯浅さんは初めて定期演奏会を県民会館で実施された部長さんです。現在でも本業の傍ら、本格的に演奏を続けていらっしゃり、筧先生と最も長いお付き合いをされたお一人です。

浜川さんも筧先生のご指導を熱心に受けて芸を磨かれた一人であり、月の字のお名前もお持ちです。今回の追善事業が実現したのはは浜川さんあってこそだと思います。

この様な先輩方と並んで私がスピーチするとなると、何を話すべきか?悩みましたが、私の様に、卒業後は弟子としては中途半端になってしまった「恩師不幸」な身でも実行委員の中心として働かせてもらった経緯と、気持ちだけはお話させて頂きました。

偲ぶ会の最後は、全員で「遠い世界に」を合唱しました。この曲は私も知りませんでしたが、筧先生と特に親しくされていた大先輩の方々が、毎年先生と共に歌われたフォークソングです。

とても素適な会でした。この偲ぶ会の司会進行は、プログラムにも卒業生代表として寄稿された佐藤さんが担当してくださりました。

今回の事業を通じて、また終えた後も、色々と考えさせられることがあります。

私は、会社員として歩み始めたときに、それまで毎日吹き続けた尺八との距離感がわからなくなり、ましてやプロ奏者でもないしアマチュア奏者でもない、ただ邦楽に距離をおいて今を歩むことしかできなくなっていました。

しかしそれは全くの思い込みで、邦楽を愛し続けている人で、そのように境界線を引いている人は誰もいません。

その様な境界線は自分から機会を奪い、つまらない価値観だと気づくことになりました。

昨今、あまり邦楽を聴きに行くという人は増えていないようです。(実際どうかはわかりませんが、そういう声が時々聞かれる)

でも、邦楽を自らやる人は決して減っていないのではないかと思います。

島大邦楽部を卒業した人も、人生の、よいタイミングで邦楽に戻ってくることができる、島邦ファンがそんなきっかけになればよいと思っています。

------

事務局からのご連絡

1点、お知らせがございます。

当日お配りした追善スライドは、PowerPointの入ってるパソコンでないとご覧いただけ内ない可能性がありますので、ご希望される方にはメールなどで動画形式にて配布させて頂きますのでお知らせください。

すでにパスワードだけお知らせしている方もいますが、今日中にはホームページ内で非公開ページを用意しますので、少しお待ちください。


Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags
まだタグはありません。
Follow Us
  • Facebook Long Shadow
  • Twitter Long Shadow
  • SoundCloud Long Shadow
bottom of page